理事長 渡久山博美

医療法人博心会 理事長 渡久山博美のブログです。

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平成28年4月

真新しいランドセルを背負った少女に車窓を通して行き会いました。まるでランドセルが歩いているかの様です。上方は、自身の肩幅より広く、下方はというと、臀部を越して大腿後面まで伸びています。ランドセルを揺らしながら歩いてゆくその姿がかわいいやら、おかしいやら魅了されました。新一年生でしょう。頭にはお椀を伏せたような黄色い帽子、ピカピカの赤い靴。身の丈にしては不釣り合いの大きなランドセル。中身は何が?創造をかきたてられます。きっと、希望、夢、期待がはちきれない程詰まっていることでしょう。 他人さまの玉稿を拝借するのはスニーキーであることを承知で切り抜きを引っ張ってみました。11打数0安打5三振。知る人ぞ知るあの野球界の大御所、野村克也さんのプロ野球人生スタート1年目の話だそう。拝み倒して撤回してもらったもののシーズンの終了後には解雇を通告されていたという。その人が、戦後初の三冠王になり名監督となった。新国劇の名優とうたわれた島田正吾さんは駆け出しの昔、舞台で千葉周作の寺小姓を演じた。たった1行ながら、新聞の劇評欄に初めて名前が載った。島田正吾見るに堪えず。山中伸弥さんが執刀すると、20分の手術が2時間要かった。足手まといの”ジャマナカ”という異名を先輩医師から貰い臨床医師になる夢を諦めた。その人がノーベル賞で研究医の頂点を極める。
この春、入学式、入社式を迎えられる方がた、御本人はもとより、ご家族、ご親戚の皆さんのお気持ちは張ち切れんばかりのお喜びでいっぱいでしょう。高見順に「吾は草なり」という詩があるとのこと。「吾は草なり 伸びんとす 伸びられるとき伸びんとす 伸びられぬ日は 伸びぬなり。草の丈が伸びぬ日もあろう。そういう日は、大丈夫、見えない根っこが地中深く伸びている。 思い出すは、64年前、新入生全員、校庭に集められ組み分けが始まった時の事。小生は、意中の先生のクラスに属せられず駄々を捏ねた経験がある。もっとも、家を出る時、”当該先生の生徒になってくるんだよ”とのお達しが有ったからでした。幸いにして、担任の先生はとても優しく、人一倍ご指導をいただきました。新学期の頃になると天国の先生にお詫びと感謝を申し上げているところです。

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