理事長 渡久山博美

医療法人博心会 理事長 渡久山博美のブログです。

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最近の研修会

最近の研修会、苑内勉強会(講習会)から思いついた事を抜粋してみます。
11月11日、古堅 健講師による「救急時対応について」、11月1日、10月25日、緩和ケアー研修会、9月9日、原国講師による「感染症講習会」、8月20日、精神科医、城間先生による認知症についての苑内勉強、講習会。いずれの勉強会、研修会、講演会もとても有意義でした。
あ!忘れてならないのは、10月23日、沖老健研修会もありました。titleは、「尊厳あるケアーを目指して」老健、孔子の里、松永さんの講演でした。主題に関するお話より、現場での取り組みを話しておられました。非常に活気に溢れた講演で、職員のmotivationを喚起する素晴らしい取り組みを披露されておられ、感動しました。要は、やる気、元気、根気であること。棚からボタモチは落ちて来んと口酸っぱく、口角泡を飛ばして力説しておられました。仕事に取り組む真摯な態度に打たれました。職員全員で、人生の終末にある利用者さん(御家族を含めて)を応援、アシストしていくパーソンドケアーに徹する事の大切さを知らされました。
城間先生の講演が思い出されます。職員は皆、臨床心理士です。心理学者です。どの仕事も面白いものですが、とりわけ老健での仕事は、色々な人間の生きる姿が勉強に成ります。将来、人生の終焉を迎える方々と接し、一生懸命病魔と闘う方々、それを支える仕事。「人間、皆わが師である」とは、作家、吉川英冶氏の言葉です。含蓄深いとおもいます。介護を受ける方々は、弱い立場にあります。入院したことがありますが、こういうことを言うたら、つまらんことを聞くなと言われはせんか?善い治療をして貰えないんじゃないか?と気に病むものです。忙しく立ち回る介護やナースの皆さんに失礼ではなかろうか?と心配に成って口を開けません。介護を受ける方は、あれもしたい、これもしたいと心の中で鬱積した感情にありますが切り出せません。
過日、とある入所の方が泣いておられました。トイレに連れて行って貰ったのは善いのですが、ぞんざいに扱われたと言います。介護者は、其のつもりではなかったでしょうが。利用者さんの気持ちが落ち込んでいたのかもしれません。丁重にお詫び申しましたが、心は晴れたのでしょうか?気に成ります。
御利用者の皆さんは、御自身が認知症であることをよく御存じです。次第次第に物忘れ、認知の度合いが進行していくことに恐怖感を抱きながら毎日を生活しております。
人の心は絶えず揺れ動いています。歳をとって、病を抱えれば尚更です。その気持ちに寄り添い、共感、共鳴することは、並大抵ではありません。其のことに、日々、チャレンジしておられる皆様に感謝致します。今年も、残り僅かです。共々に、無事故で輝かしい2016、平成28年を迎えましょう。
毎日、御苦労さまです。

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