「喉元過ぐるとも熱さ忘れじ」 H27,9
3時間に渡る熱の込もった講演、質疑応答はとても有意義でした。改めて講師の原国先生に深甚の謝意を表します。同時に、この勉強会を企画、立案して下さった職員の方々、御集り下さった皆様に感謝致します。今回の感染症勉強会は、施設内感染のみならずご自宅に於いても大変ために成った事と思います。感染から自身を守り、家族、地域(子供さんがたの通われる学校、自治会、公民館、集合場所、街中等など)を含めて病気にならない予防策を張ることは生きていくうえで不可欠と思います。どうか、我々人間は、常に細菌、ウイルス、バクテリアに暴露されていることを認識する必要が有ると思います。特に、これから秋、冬に向かい季節の変わりめ、即、感染症が猛威を振るう季節です。体力を鍛え、抵抗力、免疫力を高めておくことは必須であります。予防策としてマスク、手洗いのみではありません。単に手洗い、咳エチケットと申しますが具体的に本当にチャントなされているか?手を洗った後、細菌検査をすると未だ多くの菌が手に付着してました。何故でしょう?講演を勉強された方はご存じと思いますが、参加されなかった方は是非、参加された方に聞いて習って下さい。とても大事なことです。自分だけは大丈夫と思いあがらずに。職員の検診説明をしていると解ります。タバコを吸う方。BMI高い方、危ないな~と思いつつ見ておりますが。いずれCOPD,間質性肺炎予備軍の道を走っているなーとか思っております。あまり御本人の自尊心、尊厳に障っても申し訳ないと思いますので、深く詮索はしませんが。お互い人権をもつ大人同士ですから。逆に問い詰めすぎると反抗が起こります。本気で本人が「やる気」を起こさない限り。 多くの感染症患者の報告は、保健所に通達されております。原国先生は、言葉少なめに話しておられましたが、内実は重大です。防げない感染症ではなかったのです。防げたのです。原国先生にラウンドして戴いて、多くの指摘を受けました。素直に直しましよう。今回の事例は氷山の一角であるとお話して折られたことがとても印象的でした。再度起こらないように頑張りましょう。大城課長さんを中心に感染症対策委員会を全部署で立ち上げることに成りました。お互い一人、一人が注意し合う。文句を言われようが、喧嘩になろうが、お互いプロ。プロあれば、正しい事は理解し合うこと。絶対、大切な事と思います。